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自分の姿勢をチェックしてみよう!


今回のポイントは、自分の姿勢のクセを知ることです。

チェック① 仰向け

★ 手足を軽く広げて、仰向けで寝てみましょう。

チェック② 立位

★ 壁にかかとを付けて立ってみましょう。

チェック③ 座位

★ 背もたれのない椅子を壁際に置き、お尻を壁に付けたまま座ってみましょう。


まずは、今の自分の姿勢がどうなっているのか、体の感覚だけで探ってみましょう。

・接点に左右差はありませんか?

・背中は壁に付いていますか?

・肩は壁から離れていませんか?

・頭は壁に付いていますか?

・真っ直ぐ立てますか?

・座った時にお尻が前にズレてきませんか?

・左右のお尻に均等に体重がかかっていますか?

この時、正しい姿勢を意識するよりも、今の自分の姿勢を知ることが大切です。

自分の姿勢を感じられた方は、正しい姿勢との違いを確認していきましょう。

立位では、かかと・お尻・背中・肩・頭。

座位では、お尻・背中・肩・頭。

が、無理なく、左右差なく壁に付いている状態が正しい姿勢です。

正確には、重心の位置や体の使い方によって皆さん少しずつ違うのですが、ご自身で確認して頂く場合には、壁や床を使うのが一番わかりやすい方法だと思います。

また、チェック②やチェック③が上手くできなかった方も、チェック①では頭~かかとまで無理なく床に付いた方がほとんどだと思います。

であれば、意識していくことで立位でも座位でも必ずできるようになります。

ただ、肩が付いてないから肩を付けようとか、頭が付いてないから頭を付けよう、と一部分だけを意識して直そうとすると、逆効果になってしまうことが多いです。

部分的に修正しようとするのではなく、仰向けに寝ている時の体の感覚を繰り返し繰り返し覚え、立っている時や座っている時にも思い出してみてください。

今回のポイントは、修正することよりも、正しい姿勢を知ることと自分の体を知ることです!

正しい姿勢は良いこと満載ではありますが、慣れていないと痛みが出てしまう場合もあります。

絶対に無理はしないようにしてくださいね。

不安な方は、写真を撮って送ってくださると、もう少し詳しくアドバイスが可能です。

お一人お一人に適した正しい姿勢や改善方法は、ご来院時に確認していきましょう!